不登校のカウンセリングは大口町あおぞら
お子様の不登校は、本人だけでなく、保護者様にとっても大きな悩みになりますよね。
学校の人間関係やいじめがきっかけで不登校(登校拒否)になってしまう児童の数は、年々増加傾向にあります。“学校”という居場所を失ってしまったお子様にとって、“家庭”は唯一残された居場所。そのため不登校を解決するにあたっては、その居場所を守ることが大切です。焦らずにお子様の心をゆっくり理解していきましょう。またお子様だけではなく、お子様の不登校に悩む保護者様の方のご相談も承ります。心に寄り添うカウンセリングを通して、押し込めてしまった「こたえ」を見つけ出しましょう。
不登校(登校拒否)について
文部科学省の調査によれば、不登校の児童生徒(小・中学生)数は16万人以上(2018年度)と報告されています。
『不登校(登校拒否)は学校恐怖症とも呼ばれ、何らかの心理的、情緒的、身体的若しくは社会的要因又は背景によって、児童生徒が出席しない又はすることができない状況(病気又は経済的理由による場合を除く)』
※定義元「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」
不登校のお子さんは様々な心身の症状を訴えることがあります。ひきこもりや不登校の中に、こころの病気が隠れていたり、こころの病気の原因になることもありますので、お子さんの心情を敏感に感じ取ってあげる事が大切です。。
不登校(登校拒否)の原因
学校を起因とする場合
・友人関係
・教師との関係
・学業不振など
本人側を起因とする場合
・本人の性格や気質
・家庭環境
・発達障害(学習障害(限局性学習症、LD)やADHD(注意欠如・多動症)など
※近年の推移では原因がいくつも存在している「複合」が増加傾向にあります。
不登校(登校拒否)になりやすい子の3つの特徴
・感受性が強い :周囲の環境変化や自身の不安感に敏感で他人の目が気になる
・プライドが高い:成績など周りと比較して未熟な自分を感じ、ストレスとなる
・気が弱い :自分の思いや考えを言えずストレスを抱え、親にも頼ることが苦手
3つの特徴からも解るように、不登校のお子さんはとても繊細です。
まずはお子さんの話しを「そうだったんだね」と全受容する姿勢で聴いてあげましょう。
受入れてもらえたという安心感が、お子さんの心を開くキッカケになります。
※話しの聴き方について等も、個別相談に応じています。お気軽に問い合わせください。
不登校(登校拒否)の改善法
・スクールカウンセラーによるサポート
・信頼関係を構築できる適応指導教室(特別教室)への登校
・フリースクール
・不登校児やひきこもりの親の会
・外部カウンセラーの介入(保護様への介入も含む)
登校拒否はご本人である児童だけでなく、保護者様にとっても、大きな問題になります。
カウンセリングはご本人様だけでなく、保護者様にこそ必要な場合もあります。
悩みを抱え込まないで外部にご相談される事で、解決策がみつかる事も少なくありません。
あおぞらの独り言
私自身も小学生の頃に「変な声」と鼻声をバカにされたり、小学1年生のメガネが珍しい時代だったので「メガネザル」とバカにされるなどあって「学校に行きたくない!」と訴えた事がありました。
幸いにも(?)両親が厳しくスパルタだったので、強制的に行かされて登校拒否する事ができなかったです。
私自身はその対応でも乗り切る事ができたのですが、
今思い返すと「行きたくない」という言葉の奥にある、原因や理由を聴いて欲しかったし、辛い気持ちに寄り添ってもらいたかったのだと思います。
だからこそ、不登校に悩むお子様と、保護者様にとって、安心して話せる場所でありたいと思っています。
カウンセリングの効果
よりそいカウンセリング あおぞら では、登校拒否の方から下記のような反応を戴いています。
初回カウンセリングの効果として、
・話しを聴いてもらえて安心した
・気持ちが楽になった
・自分が悪いと思っていたけど違っていた
・また話を聴いて欲しい
また、継続的なカウンセリングの効果として、
・両親にも話せるようになってきた
・特別教室に出席せきるようになった
・友達に会いたくなった
・半年かけて普通に出席できるようになった
男児(小3)の症例
小学3年生の途中から不登校になり、その理由をご家族様に話すこともできませんでした。カウンセリングを通してゆっくりと向き合うと、少しずつ話を聞かせてもらえるようになり、「乱暴な友だちがイヤで登校したくなかった」と理由を話してくれたことがキッカケとなり、特別教室での登校を再開するように。半年後には自分のクラスへ登校できるようになりました。
効果を感じるまでの回数に個人差はありますが多くの方が効果を体感して下さっています。
登校拒否はカウンセリングの効果と学校側との協働により、早期の改善が期待できるだけでなく、保護様の心の負担の軽減も期待できます。まずはお気軽にご相談下さい。