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トマトが教えてくれた事

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2021.10.26

よりそいカウンセリング あおぞら の玄関先には、小さな小さな家庭菜園があります。

毎年、春の終わりに夏野菜の苗を植える処からあおぞら菜園がスタートし、6月に黒小豆(正確にはササゲ)を播種。秋冬野菜はタイミングを逃す事が多く収穫は期待できない事が多く、毎年同じ反省を繰り返しています(笑)

あおぞら玄関前の菜園写真。10月下旬にもかかわらずトマトが元気に茂っています。
あおぞら菜園と玄関

ちなみに、それほどこだわってないのですが、無農薬&無肥料で栽培しているので、あおぞら菜園のナス、ピーマンの出来はイマイチな事が多くて、散歩中に他の人の畑で立派に育っているナスやピーマンを見ると、うらやましく眺めていたりします。

写真では10月下旬にもかかわらず、トマトが元気に生い茂ってくれていますが、

実は、

初夏に最初のミニトマトを収穫した頃から暑さが激しくなり、トマトの葉が枯れる病気にかかってしまいました。これは今年に限った事ではくて、去年も8月頃からトマトに病気が出て泣く泣く諦めた経験があります。無農薬栽培なので仕方がないのですが、やはり悲しいものです。そして、やはり今年もトマトの葉が枯れてしまい、やっと大きくなってきたのに。。。と非常にガッカリしたものです。

その後、8月に長雨が続いたおかげで夏にしては涼しい時期があったおかげで、トマトの病状が落ち着きました。9月に入るとトマトは元気を取り戻してくれたのです!でも、その代わりにナスが枯れてしまいましたが。。。

あおぞら菜園表札と赤いミニトマト
あおぞら菜園のトマト

そして、10月下旬の今日現在、トマトは青々と茂り、沢山のミニトマトが実っていて、ゆっくりと赤く熟しています。そのトマトの下では、冬野菜のキャベツ、白菜、菜の花がひっそり育っているのですが、植えてあげるのが遅かったので、どこまで育ってくれるものか??

こうして青々と茂るトマトを眺めていたら、

「物事は先に進んでみないと判らないもの」という事を改めて体感できたように感じたのです。

夏に一時は枯れてしまったトマト。その時は経験上、去年と同じようにトマトは終わったと思っていたのです。それが、夏の長雨のおかげもあって、病の峠を越えてその後も元気に茂っていき、10月下旬になっても青々と茂っているのです。

これを人生に置き換えてみると、

職場や学校でショックな事があって(パワハラやいじめ)「最悪だ」「辛い」「こんな人生嫌だ」と落ち込む事って、あると思うのです。その時は、未来がどうなっていくのか?は全く判らないので、目の前の「嫌な事」だけに捕らわれてしまいがちですよね。

それでも進んでいくと、気が付けば、ショッキングな出来事を乗越えて、

今、明るく元気に仕事や勉強をしている自分が居る。今の自分が過去を振り返ると、落ち込んだ頃もあったな。と冷静に振り返る事が出来るけど、その当時はこんな未来になるなんて予想もしなかったと思うんですよね。

「物事は先に進んでみないと判らないもの」 という事を、トマトを見ていて気がついた時、トマトから教えてもらったんだなぁと、しみじみ思ったのです。

そんな素晴らしい人生の教訓を教えてくれたトマトはあおぞら菜園で今日も青々と茂っています。初霜が降りるとさすがに枯れてしまうのですが、あと半月ぐらいは元気な姿を見せてくれると思います。よかったらトマトに会いに立ち寄ってみて下さいね。

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